妊活してる女性はホットヨガがおすすめ!その理由&効果とは?

 

なかなか妊娠できないとお悩みではないですか?
実は、ホットヨガは妊活におすすめの運動で、実際に妊活中の女性に人気なんですよ。

 

ですが、ホットヨガをやってみたくても、妊娠に影響がないのか、妊娠した場合でも続けられるのか悩んでしまいますよね。

 

そこで今回は、ホットヨガの妊活への効果や妊活中の注意点、妊娠した場合にホットヨガを続けてもいいのかについて皆さんの疑問に分かりやすくお答えします。

 

 

妊活中の女性にホットヨガが人気の理由は?

 

妊活では適度な運動で体を動かすことが効果的です。
そこで最近、妊活中の女性から人気を集めているのが、ホットヨガです。

 

ですが、「ホットヨガってそもそもどんな運動なの?」「普通のヨガとどう違うの?」と疑問を感じている方も多いですよね。
そこでまずは、ホットヨガとはどんな運動なのか、どうして妊活中の女性に人気なのかについて見ていきましょう。

 

ヨガとの違いは?ホットヨガってどんな運動なの?

ホットヨガとは、室温が39度前後で湿度が60%程度の高温多湿の環境で行うヨガのことです。
常温の環境で行う普通のヨガとは、ヨガを行う環境が違うのです。

 

ホットヨガの高温多湿の環境は、筋肉が柔らかくなって動きやすくなると言われています。

そのため、ホットヨガには次のような3つのメリットがあります。

 

  • 有酸素運動の効果を高める
  • 発汗を促す
  • 効率よく体を温める

実はこのメリットが妊活に効果を発揮してくれるんですよ。

 

妊活中の女性に必要なのは「巡りの良さ」!

一方、妊活で大切なのが、巡りの良い体を作ることです。

 

妊娠するためには、様々な種類のホルモンが必要なときに必要な量、必要な場所に分泌されることが重要です。
ホルモンの複雑な連携プレイによって、妊娠は成立するんですよ。

 

しかし、体の巡りが悪いと、必要なときに必要な場所でホルモンがしっかり分泌されなくなり、ホルモンの連携プレイに支障が生じます。
すると、子宮や卵巣が妊娠できる環境に整わなくなってしまうんですよ。
また、血流が悪いと子宮や卵巣がしっかり働けなくなり、卵子の老化が加速してしまいます。

 

妊活を成功させるためには、体の巡りを改善することがとても大切なのです。

 

ホットヨガは巡りの良い体にしてくれる

体の巡りの改善に効果を発揮してくれるのが、ホットヨガです。

 

ホットヨガは、発汗を促して体の老廃物を外に出してくれます。
また、体温を効率よく上げながら有酸素運動ができるので、全身の血の巡りが良くなります。

 

巡りの良い体を作ってくれるホットヨガは、妊活にうってつけの運動なんですよ。

 

ホットヨガが妊活中の体に良い5つの理由

 

それでは、具体的にホットヨガは妊活中の体にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか?

 

ホットヨガが妊活におすすめな理由は、次の5つです。

 

  1. 体の冷えを改善する
  2. 基礎代謝を高める
  3. 体の歪みを矯正する
  4. 呼吸が深くなる
  5. ストレスを解消する

それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

 

体の冷えを改善する

不妊の女性に多く見られるのが、体の冷えです。

 

体が冷えると、血液は生きるために必要な臓器に集められるため、子宮や卵巣は後回しにされて、血液が十分に届けられなくなります。
すると、子宮や卵巣の働きが悪くなって、ホルモンバランスが乱れたり、卵子の質が低下してしまうのです。

 

ホットヨガは、体を効率よく温めて、血液の巡りを良くしてくれます。
冷えが解消することで、子宮や卵巣にも十分な血液が届けられるようになって、妊娠しやすい体にすることができるんですよ。

 

基礎代謝を高める

有酸素運動であるホットヨガには、基礎代謝を高める効果もあります。

 

また、ホットヨガはしなやかな筋肉を作ってくれます。
筋肉は体の熱を作る場所なので、しなやかな筋肉が増えることで、熱をたくさん作り、体温を高めることができます。

 

すると、妊活の天敵である肥満を予防すると同時に、子宮や卵巣の働きがよくなってホルモンバランスの改善や卵子の老化のスピードを緩める効果が期待できるんですよ。

 

体の歪みを矯正する

姿勢が悪い、骨盤が歪んでいるなど、体の歪みは妊活に悪影響を及ぼします。
体が歪むと、内臓が下がってお互いを圧迫しあい、子宮や卵巣の働きを悪くしてしまうのです。

 

ホットヨガは、体の歪みの矯正にも効果的です。
ホットヨガでは、姿勢を維持するためのインナーマッスルが鍛えられます。
インナーマッスルが鍛えられることで、筋肉のバランスが良くなり、歪みが矯正されて、内臓の位置も正しい場所に戻ります。

 

呼吸が深くなる

呼吸の見直しも妊活には大切です。
呼吸が浅いと、細胞にしっかりと酸素が行き渡らず、卵子の質が悪くなったり、子宮や卵巣がしっかりと働けなくなります。

 

ホットヨガでは、ポーズだけではなく、呼吸も重視されます。
ホットヨガを続けることで、呼吸が深くなり、酸素が細胞のすみずみまで届けられるようになるんですよ。

 

ストレスを解消する

ストレスは妊活の天敵です。
ストレスが強い状態が続くと、体を興奮状態にする交感神経が異常に働き、血流が悪くなってしまうんですよ。

 

さらに厄介なことに、自律神経をコントロールしている脳エリアの近くには、ホルモンの分泌をコントロールしているエリアがあります。
そのため、ストレスで自律神経が乱れると、ホルモンを分泌しているエリアも影響を受けてしまい、ホルモンのバランスも崩れてしまいます。

 

ホットヨガは、体だけではなく、心もほぐしてくれます。
ホットヨガでリラックスすることで、ストレスが原因で乱れたホルモンバランスを整えることができるんですよ。

 

妊活中のホットヨガで気をつけたい3つの注意点

 

妊活中の女性にとって、ホットヨガはたくさんの効果を発揮してくれます。
しかし、妊活中にホットヨガを行うときは、気を付けたい注意点もあるんですよ。


 

妊活中のホットヨガでの注意点は次の3つです。

 

  1. 無理をしないで自分のペースを守る
  2. 水分補給をしっかりする
  3. 排卵期~生理中はお休みする

それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。

 

無理をしないで自分のペースを守る

ホットヨガが妊活にいいからといって無理してがむしゃらにしては、逆効果です。

 

「頑張らなくてはいけない」と自分にプレッシャーをかけると、それがストレスになってしまいます。
また、過度な運動は、ホルモンバランスを崩して不妊の原因にもなるんですよ。

 

ホットヨガで妊活を行うときは、無理をしないで自分のペースで楽しむようにしましょう。

 

水分補給をしっかりする

ホットヨガは、高温多湿の場所で行うため、大量に汗が出ます。
そのため、体調を崩さないためにも、しっかりと水分補給を行うことが大切です。

 

水分補給を怠ると、脱水症状になったり、血液がドロドロになって巡りが悪くなってしまったりするので注意してくださいね。

 

排卵期~生理中はお休みする

妊活中にホットヨガを行う場合は、排卵期~生理中の間はお休みするようにしましょう。
排卵期~生理中は、ホルモンバランスが大きく変化する時期です。
そのため、心身ともに不調が起こりやすく、この時期に無理をすると妊活にも影響が出ます。

 

不調が出やすい排卵期~生理中は、ホットヨガはお休みして、できるだけ心身が安らげるように生活しましょう。

 

妊娠が発覚!ホットヨガは続ける?辞める?

妊活中にホットヨガをしていて、一番気になるのが、妊娠が発覚したときの対処の仕方です。
そこで最後に、妊娠が発覚したらホットヨガは辞めるべきか続けるべきなのか、妊娠へのホットヨガの影響について見ていきましょう。

 

妊娠に気付いたらストップしよう

妊娠が発覚したら、ホットヨガは辞めましょう。

 

妊娠初期は流産する可能性が高い時期で、体調も安定しないため、体に負担がかかる行動は控えなければいけません。
また、つわりなどで体が脱水しやすい状態になります。

 

ホットヨガは、腹部を圧迫するポーズがあったり、大量に発汗することで脱水症状を起こしたりする危険があります。
そのため、流産を予防するためにも、ホットヨガは妊娠に気づいた時点でストップしましょう。

 

どうしてもホットヨガを続けたい場合は、妊娠5ヶ月の妊娠16週目からは安定期に入るので、医師に相談して許可が出てから行うようにしてくださいね。

 

妊娠に気づくまでホットヨガをしていても大丈夫?

もし、妊娠にすぐに気づかずにホットヨガをしてしまった場合は大丈夫なのでしょうか?
妊娠に気づくまでのホットヨガは、そこまで気にしなくて大丈夫です。

 

妊娠に気づくまでの妊娠超初期では、母親の行動が原因で流産することはあまりなく、流産の原因は赤ちゃん側にあることがほとんどです。

 

妊娠超初期の行動を気にしすぎると逆にストレスになってしまうため、そこまで過敏になる必要はありません。
基礎体温をしっかりつけて管理していれば、妊娠が発覚した妊娠初期の時点で、ホットヨガをストップすれば大丈夫でしょう。

 

ホットヨガからマタニティヨガへ

 

妊娠中にも運動をしたいという方は、ホットヨガではなく、マタニティヨガがおすすめです。
マタニティヨガはだいたい、安定期である妊娠5ヶ月頃から、医師の許可が出た場合に行えます。

 

マタニティヨガは、安産にも効果的で妊婦さんのためにプログラムが組まれているので、安心して取り組むことができます。
最近では、マタニティヨガを開催している産院もあるので、調べてみるといいですよ。

 

再開するなら産後4ヶ月頃から

妊娠期間中はホットヨガはおすすめできませんが、産後体型を戻す目的ではホットヨガはおすすめです。

 

しかし、産後すぐに再開するのはNGです。
ホットヨガを再開する場合は、産後4ヶ月頃の体調が安定した時期からにしましょう。
産後数ヵ月は、体力と体の回復に努めるようにしてくださいね。

 

まとめ

ホットヨガは、冷えを解消して血液の巡りをよくする効果があるため、巡りの改善が重要な妊活にはうってつけの運動です。
マイペースで行うことで、妊活の天敵でもあるストレスの解消にも役立ってくれます。

 

ただし、水分補給はしっかりして無理のしすぎには注意しましょう。
楽しくホットヨガを取り入れて、辛い妊活を乗りきってくださいね。











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